大阪市にも解体工事を行っている業者がいくつか存在します。 では、解体工事業者を自分で手配するにはどうすればよいのでしょうか。
解体業者の手配の仕方
まず、解体工事を考えている方が解体工事業者を選ぶにあたって何をする必要があるのでしょうか。1.解体工事業者を探す
最近は、インターネット検索で探すことができます。解体工事を予定している建物の所在地(例えば、大阪市など)と一緒に検索すると、その地域を営業エリアとしている解体工事業者が表示されるでしょう。その中から、良いと思えるいくつかの解体工事業者にコンタクトを取ることができます。まずは、各解体工事業者へ概算見積もりを依頼することをお勧めします。 安心し信頼できる解体工事業者を選ぶためには、1社だけに見積もりをお願いするのではなく、3社程度の解体工事業者に相見積もりをお願いすることです。そうすれば、各解体業者を比較することができ、担当者の対応の違いなども考慮の上、より安心な、そして信頼できる解体工事業者を選ぶことができます。2.現地調査を依頼する
概算見積もりを出してもらって、信頼できる解体工事業者を選んだ後、その解体工事業者が行なう事前調査にできるだけ同行しましょう。同行することで、不明点をその場で質問し、注意事項を事前に把握することができるでしょう。 現地調査を行うことで正確な解体工事費用を算出してもらえるので、現地調査は必ず行いましょう。そうすれば、解体工事を契約した時の金額と実際に解体工事にかかった費用が異なる、というトラブルを回避することができます。3.見積書の確認を行う
現地調査で出してもらった見積り書を確認します。 実際の解体工事にかかる費用と、それ以外の別途でかかる費用、つまり、解体工事を進めていく中で初めて分かる費用を確認します。不安な点があれば、解体工事を始める前に、解体工事業者にしっかりと確認しましょう。4.解体工事業者を決定する
最終段階まで絞った候補から、実際に解体工事をお願いする解体工事業者を選びます。見積り書の内容に納得し、信頼できる解体工事業者を決めたら、必要な契約書を交わし発注します。依頼者は、解体工事業者を選んだら、それで解体工事前のやるべきことが終わったわけではありません。建物の所有者が引き続き行わなければならない事柄があります。 建物の所有者は解体工事が始まる前に、役所に届ける申請書の作成や近隣への挨拶、そしてライフライン(電気・ガス・水道など)の停止手続きなど、事前に行っておく必要のある事柄がいくつかあります。 こうした事柄を事前にしっかりと行っておくことで、解体工事中に起こるかもしれないトラブルを回避することができます。