防災空地活用型除却費補助制度
大阪市は、令和3年3月に「大阪市密集住宅市街地整備プログラム」を制定し、これに基づき、令和3年から解体工事に関しての補助金制度(防災空地活用型除却費補助制度)が実施されています。主な補助要件は?
- ・幅員6m未満の道路に面する敷地に存する昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅の解体
- ・避難に有効な大規模空地や幹線道路に隣接していない敷地
- ・面積が50㎡以上で、地域の防災性の向上に有効な形状である敷地
- ・土地所有者等が5年以上の土地の無償使用貸借契約を市と締結
- ・土地所有者等、地域住民等、市の三者で防災空地の管理等に関する協定を締結
補助内容は?
- ・木造住宅の解体工事 木造住宅の解体工事費用の一部を補助しており、補助率は2/3です。 補助限度額は、戸建住宅であれば100万円の補助で、集合住宅であれば200万円の補助を受けられます。 さらに、長屋等の一部を解体する工事の場合は100万円の補助金となります。
- ・空地の整備 空き地の整備費用の一部を補助しており、補助率は2/3です 整備項目は、舗装、植栽、防災倉庫やかまどベンチ(災害時にはかまどとして使用できるベンチ)の設置等となっています。 なお、補助限度額は、120万円です。