大阪市の解体工事ならトライズ

ブロック塀は、なにかと役に立つエクステリアの一つです。
しかし、劣化しているなど基準を満たしていないブロック塀はとても危険です。空き家のリフォームを考えている方は、ブロック塀を撤去するか、または補修するか、迷っているかもしれません。
そこで今回は、ブロック塀のメリットとデメリットを見てみましょう。ブロック塀を撤去するか、補修するかを考える際の参考にしてください。

ブロック塀のメリットとは

ブロック塀のメリットの一つは、ブロック塀を隙間なく積み上げることによって得られる安心感です。
ブロック塀は、外からの視線を遮断できるので目隠し効果を期待できます。隣の家との距離が近い家には必需品と言っても過言ではないでしょう。
さらに、メリットをもう一つ挙げるとすれば、それは敷地の境界線をはっきりさせられるということです。敷地の境界線を明確にすることで、隣人との問題も最小限に抑えることができます。
ブロック塀は、しっかりと施工すれば30年以上耐久性が保たれると言われており、こまめにメンテナンスする必要もないので手間や費用がかかりません。

ブロック塀のデメリットとは

ブロック塀のデメリットは、視覚的に威圧感があるという点です。
ブロック塀は、フェンスと比較すると重量や厚みがあります。さらに、コンクリートで作られているため、コンクリートの地色である灰色が暗く感じられ雰囲気を暗くするかもしれません。
また、ブロック塀を設置することで、風の通り道を塞いでしまうことになり、通風性が悪くなる可能性もあります。
空き家をリフォームすることを考えておられる方は、以上のブロック塀のメリットとデメリットを考慮に入れ、ブロック塀を撤去するか、または補修するかをご検討されてはいかがでしょうか。

ブロック塀のデメリットの改善方法とは

では、ブロック塀のデメリットの改善方法を見ていきましょう。どのようにすれば、ブロック塀のデメリットを少しでも改善できるでしょうか。
コンクリートの色味が気になる場合は、色やデザインの自由度が高い「化粧ブロック」を使ったり、直接塗装を施したりすることで解決できます。
また、通風性の問題は模様を模った穴が開いている「透かしブロック」を使うことで解決できます。「透かしブロック」は、装飾的な役割も担っているため、ブロック塀がもたらす威圧感を減らしたい場合にも有効です。
空き家のリフォームで検討できる塀はブロック塀だけではありません。フェンスも多くの人に好まれて利用されています。フェンスの利点は、ブロック塀よりも軽量な点です。
フェンスには、金属製のものや木製のものがあります。また、大阪市でブロック塀を撤去した後にフェンスを新設することで補助金の対象になる場合があります。
さらに、「目隠しフェンス」を使うこともできます。ブロック塀の危険性は気になるが、防犯やプライバシーもしっかり守りたい人には、「目隠しフェンス」がおすすめです。

まとめ

空き家のリフォームを考えている人にとって「ブロック塀」は考慮しなければならない重要なポイントです。
大阪市でブロック塀の解体や補修を考えているなら、まず、補助金を活用できるかどうか自治体に相談してみましょう。自治体によっては、倒壊する危険性があると判断されたブロック塀を改修・補修・撤去するリフォーム工事に対して、補助金や助成金を支給してくれる場合があります。
大阪市においては令和3年度から、道路に面しているブロック塀の高さが80センチを超えている場合、補助を受けることができます。
そのため、空き家のリフォーム前には、ブロック塀のメリット、そしてデメリットについてよく考え、利用できる補助金を調べ、より良いリフォーム工事を行っていきましょう。