解体工事後の空き地をどうするか。空き地の放置、そして雑草対策とは

解体工事後の空き地となった土地を放置しておくと、季節によっては1週間ほどで敷地一面が雑草だらけになってしまいます。
雑草が生えると見栄えが悪くなり、害虫が増え、ごみを不法投棄されてしまうかもしれません。そうなると、近隣住民の方々にも多大な迷惑をかけてしまいます。土地の所有者は早急に何らかの対策をとることが求められるでしょう。
今回は、解体工事後の空き地をどうするかを考えていきましょう。

空き地管理は誰の責任か?

解体工事後に空き地となった土地の所有者は、土地の状態を適切に管理する責任があります。土地の所有者は、空き地を放置することなく定期的に現状を把握して必要な対策をとることが求められています。

空き地放置のデメリットとは?

空き地を放置しておくことで生じるデメリットについて見ていきましょう。
1.雑草の繁茂
空き地を放置しているとすぐに雑草が生い茂ってしまいます。
そうなると、周辺の土地へも雑草の種子が飛び散ってしまい近隣住民の方々に多大な迷惑をかける結果となります。
2.害虫による被害

雑草が生い茂ってしまうと、やがて害虫が発生します。 害虫の中には、ダニ、ゴキブリなどもいますが、そのような害虫が大量発生してしまうと、近隣住民の方々に多大な迷惑をかけ、関係が悪化してしまう恐れがあります。
そうなると、法的処置をとられる結果にもなりかねません。
3.ごみの不法投棄
空き地に雑草が生い茂ると、害虫の異常発生だけでなく、ごみの不法投棄の問題も考えられます。
誰か一人がゴミを不法投棄すると、次々とごみの不法投棄が続きます。そうなると、悪臭の原因ともなりますので、近隣住民の方々とのトラブルに繋がりかねません。
4.放火による被害
解体工事後の空き地に雑草が生い茂ると、その雑草は秋や冬になると枯草になります。
枯草は乾燥しているため発火しやすく放火犯にとっては格好の標的となります。また、意図的でないとしても、たばこの投げ捨てなどによる火災の原因ともなりますので枯草には注意が必要です。
5.景観悪化に伴う被害
解体工事後の空き地に雑草が生い茂ると、土地の景観は損なわれます。
そうなると、その土地の不動産価値が低下するだけでなく、通行人や近隣住民に不快感を与えることにもなりかねません。

空き地の雑草対策とは?

空き地を放置しておくと良いことはありません。
雑草が生い茂ることで多くのデメリットに繋がります。では、空き地の雑草に対してどのような対策がとれるのでしょうか。
1.除草剤の散布
除草剤の散布は、比較的安価に行えます。
さらに、即効性を期待できるので、もっとも一般的に利用されている雑草対策です。
しかし、除草剤の中には、散布時期を考慮しなければ効果がないものもあるので、購入前によく確認することをおすすめします。
2.防草シートを利用する
空き地の全面を防草シートで覆ってしまう方法もあります。
防草シートで雑草を覆ってしまうことによって、雑草は光合成ができなくなるので、日光を遮断することで雑草を枯れさせるという方法です。
しかし、シートの種類や性能により多少の違いはありますが、一般的にシートが高額なことが問題です。
3.砂利を敷く
防草シートと同じように雑草の光合成を遮断して枯れさせる方法として、空き地の全面を砂利で覆うという方法も効果的です。
一般的に砂利を敷くことは安価にできますが、隙間が空いてしまうことで効果は低くなるため、防草シートほどの効果は期待できません。
4.専門業者に依頼する
空き地所有者が、管理しなければならない空き地の近くに住んでいない場合は、空き地を定期的に管理することは難しいです。
そうなると、空地の管理を専門業者に依頼することで対応する方法もありますが、一定額の管理費が必要となります。

まとめ

亡くなった親族から空き家を相続して、その建物や住宅の解体工事をしても空き地の管理がおろそかになってしまったら元も子もありません。
近隣住民の方々に迷惑をかけないためにも、土地の所有者は何らかの対策を講じることが求められています。状況によっては、空き地の再利用や売却を考えるのも良い対応方法の一つです。